ウェイズ「…テイゴ…」
ウェイズ「なんであの…ドネイドとかいう奴につっかかってたんだよ」
ペアン「…ウェイズ テイゴはただ通りすがっただけだ、その彼に無理を通して協力してもらってるのは忘れないでね」 ウェイズ「あ、ああ」
ジュエリ「…私たちは撤収するわ」 ウェイズ「あ、はい」
テイゴ「ウェイズ、歳いくつだ」 ウェイズ「16」 テイゴ「じゃ代星事件のことはよくは知らないよな、5年前だし」
テイゴ「あの元大悪党のマシラ、名前は知ってるだろ」 テイゴ「8年前、そのマシラの部下によって消しゴムの王の財宝が盗まれた」
テイゴ「その直後、俺が勤めてた研究所からあるデータが盗まれた」 テイゴ「王の財宝の盗難はそれがニュースにされないためのカモフラージュだったんだ」
テイゴ「さっきの奴はああ言ってたが、止めようとはしたさ」 テイゴ「でも結局止められなかった。データを盗まれたのは俺のせいなんだ」
テイゴ「マシラは盗んだデータを使って、世界を破壊できる『代星装置』を作り上げた。」
テイゴ「その3年後…今から5年前。代星事件が始まった」
テイゴ「マシラは代星装置で本当に世界を壊そうとして、『代星計画』を始めた。」 テイゴ「何かの拍子に代星計画を知ってしまった一般人は殺された」
テイゴ「俺のせいで人が何人も死んだんだ!」 テイゴ「それを指摘されて… …耐えられなかった」
テイゴ「済まなかった」 ウェイズ「いやっ… テイゴが謝ることじゃないよ、俺が頼んで付いて来てもらってるんだから」