第11話 第13話


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ウェイズ「…テイゴ…」

ウェイズ「なんであの…ドネイドとかいう奴につっかかってたんだよ」

ペアン「…ウェイズ     テイゴはただ通りすがっただけだ、その彼に無理を通して協力してもらってるのは忘れないでね」 ウェイズ「あ、ああ」

ジュエリ「…私たちは撤収するわ」 ウェイズ「あ、はい」

テイゴ「ウェイズ、歳いくつだ」 ウェイズ「16」 テイゴ「じゃ代星事件のことはよくは知らないよな、5年前だし」

テイゴ「あの元大悪党のマシラ、名前は知ってるだろ」 テイゴ「8年前、そのマシラの部下によって消しゴムの王の財宝が盗まれた」

テイゴ「その直後、俺が勤めてた研究所からあるデータが盗まれた」 テイゴ「王の財宝の盗難はそれがニュースにされないためのカモフラージュだったんだ」


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テイゴ「さっきの奴はああ言ってたが、止めようとはしたさ」 テイゴ「でも結局止められなかった。データを盗まれたのは俺のせいなんだ」

テイゴ「マシラは盗んだデータを使って、世界を破壊できる『代星装置』を作り上げた。」

テイゴ「その3年後…今から5年前。代星事件が始まった」

テイゴ「マシラは代星装置で本当に世界を壊そうとして、『代星計画』を始めた。」 テイゴ「何かの拍子に代星計画を知ってしまった一般人は殺された」

テイゴ「俺のせいで人が何人も死んだんだ!」 テイゴ「それを指摘されて… …耐えられなかった」

テイゴ「済まなかった」 ウェイズ「いやっ… テイゴが謝ることじゃないよ、俺が頼んで付いて来てもらってるんだから」