ぜんくうれんごう
魔力属性が闇属性の者を皆殺しにすることが目的の集団。
父親を闇属性の人間に殺されたと誤解したユーロパが、それをきっかけに闇属性全員が悪だと考えるようになり作った。
ユーロパに加えてもう一人のメンバーが入った後、イスラズ県ジョクム市でレスターンを襲おうとしていたフライングスの闇属性のメンバー2人(マキドとリネクト)を殺害した。
後日、同じくフライングスの別の闇属性メンバーと抗争しそうになったが、彼らは全空連合のことを知っていたので逃げた。
この時狙われたのも闇属性の者であったことから、フライングスは全空連合が闇属性を狙って襲っていると悟った。
マキドとリネクトの死をきっかけにフライングスの上位グループにも全空連合のことが周知され、闇属性だけが狙われるとも限らないと考えた貴登夜の指示で、スペリオルゼット系統のグループは警戒態勢に入った。
その後、全空連合が暗黒団に集中攻撃したことで暗黒団メンバーのスコヨが自殺。
これをきっかけに、闇属性差別を間違いと考えるようになっていたレスターンが本格的にユーロパに反旗を翻し、全空連合のメンバーはレスターン派とユーロパ派に分かれた。
またレスターンは、全空連合がマキドとリネクトを殺害したことや、スコヨを自殺に追い込んだことを公表した。
これによって全空連合は激しい非難を受け、ユーロパ派は何も行動できなくなり、全空連合は事実上解散となった。
だが依然リーダーはユーロパであり、レスターンやその派閥のメンバーたちは勝手に脱退したに過ぎないので、形式上は全空連合は未だに存在している。