しんまくうかん
心臓部付近にある、ほとんど体積がない空間。
「心臓部魔力空間」の略。
動物の心臓部付近にある、その個体自身の魔力で出来た、ほとんど体積のない空間。
干渉するには時空孔を経由する必要がある。
心魔空間の中には、物質を魔力に変換して収納することができる。 しまう時・取り出す時には、魔力-物質間の変換が自動的に行われる。便利。
このため、バトリストをはじめとする魔法を扱える人々は心魔空間を収納として使っている。
しまえる量には個人差があるが、結構いっぱい入る。(質量基準)
ただし、一度に大量の出し入れをするとよくない。 目安として、体重と同じくらいの質量を一度に出し入れするとかなり苦しくなる。
が、入る量も出し入れできる量も、訓練や慣れによって増える。
バトリストは大量の魔力の取り扱いに慣れているので、基本的に自分の体重以上に出し入れできる。
自分の体の一部を入れることもでき、この場合は一度にいくら出し入れしても苦しくならない。体の質量は最大でも体重分しかないけど。
(そもそも心魔空間に物を出し入れする時、毎回手を入れている。)
自分の心魔空間が存在する位置は、自分の心魔空間には入らない。